CACAOLOGY VOICE

CACAOLOGIST VOICE #003 ブランド・パブリック・コミュニケーター 石井萌衣

2022.3.24

カカオの個性を最⼤限に引き出すため真摯に探究する作り⼿を、私たちは「カカオロジスト」と呼びます。「CACAOLOGIST VOICE」は、チョコレート業界にとどまらず、挑戦する⼈や本質を追求する人、独自の感性と想像力で思いを形にする⼈にフォーカスし、その方の思いを紐解くインビューシリーズです。

第3弾は「CACAOLOGY」のPRやSNSを担当するブランド・パブリック・コミュニケーターの石井萌衣。「ものづくりが好き」という思いから街づくりに携わってきた石井がチョコレートブランドの広報に転身した理由、そして仕事において大切にしていることとは?

発信を通して作り手とお客様との“橋渡し役”に

──まずは石井さんが担当されているお仕事について教えていただけますか?

2021年7月に入社し、カカオロジーの広報としてプレスリリースの発信や取材対応、TwitterInstagramなどのSNSの運用を担当しています。そのほかにも工房の生産管理や在庫管理、業務マニュアル作成、社内の細かな調整ごとなども担当しています。スタートして間もないブランドで、少数精鋭で運営しているため、広報兼オールラウンドプレーヤーといった感じです(笑)

また、同社で展開しているショコラブランド「Chocola Meets(ショコラミーツ)」の広報も担当しています。

ショコラミーツもカカオロジー同様、フェアトレードで購入したカカオ豆から作るBean to Barチョコレートブランドです。「アート×チョコレート」をテーマに、様々なアーティストが描いたアートパッケージで販売しています。

──これまでのご経歴は?

「ものづくりに関わる仕事がしたい」という思いから、食器メーカーや化粧品メーカーを経て、前職では街づくりの会社でプランナーをしていました。地域に暮らす住民の方々や企業、団体と連携してイベントを開催したり地域活性化を目指すプロジェクトを企画したりと、新たな価値を生み出し発信するという経験は今の仕事にも大いに役立っています。

──カカオロジーのローンチから半年ほど経ちましたが、これまでを振り返ってみていかがですか?

まだまだ歩き始めたばかりのブランドなので、少しでも多くの方に私たちの商品を知っていただきお届けできるよう毎日奮闘しています。

昨年10月に開催したメディア関係者向けのお披露目会ではイベントの企画段階から関わり、ご参加いただいた方々の率直なご感想やご意見を直にうかがうことができました。貴重なお声は商品開発やPRコミュニケーションにも活かせています。

私自身、広報の役割は作り手とお客様を結ぶ“橋渡し役”だと思っています。日々、工房やオフィスを行き来しながらメンバーとの対話を通して、作り手の思いや商品が生まれるまでのストーリーを言語化し発信することを心がけています。

コミュニケーションを重ねより愛されるチョコレートブランドに

──「カカオクリュ」は今までにないスタイルのチョコスイーツです。新しいモノやコトを伝えることの面白さ、難しさはどのようなところにありますか?

カカオロジーは新しいブランドですので、「誰に向けてどんなメッセージを発信したらいいか」「どのように伝えたら思いが届くのか」は今も試行錯誤しているところです。

街づくりの仕事でもSNSを担当していましたが、前職の場合は地域に暮らす方や働く方、遊びに来られる方に向けて情報発信していたように比較的ターゲットが明確に定まっていました。

もちろん届けたい方々のイメージは持ちつつ、ブランドの世界観は大切にしながら都度工夫して発信しています。まずは発信してみて、フィードバックをいただいて改善する。その繰り返しですね。

──お客様の反応はいかがですか?

先日、テレビの情報番組で大岡山の工房をご紹介いただいたこともあり、工房へお立ち寄りくださるお客様も増えています。カカオロジーの商品はすべてこの小さな工房で作られているので、作り手との距離の近さも魅力だと思います。今年2月からは数量限定ではありますが工房での販売も開始しました。

──どんな方々にどんなシーンでカカオロジーの商品を楽しんでいただきたいですか?

仕事や家事、育児の合間などほっと一息つける時間や一日の終わりに、自分へのささやかなご褒美として召し上がっていただけたらと思っています。カカオクリュには小さな瓶の中に職人の技術と手間隙がぎゅっと凝縮されています。冷凍庫から取り出して好みのテクスチャまで溶けるまでの時間もあわせて楽しんでいただきたいです。

──展開中の商品の中で石井さんが好きなアイテムは?
個人的には「#02 カカオクリュ エキゾチック」が好みです。もともとエスニックなフレーバーが好きで、トンカ豆という素材はこのカカオオクリュで初めて出会ったのですが、杏仁豆腐のような甘い香りに驚きました。

カカオロジーはカカオの探求を通して、多面的な個性を引き出し新たな魅力を形にするチョコレートブランドです。スイーツを通して新しい発見や驚きが生まれるのも面白いところですよね。

──最後に、石井さんの今後の目標は?

チョコレートに関わる仕事は初めてですが、相手との対話を重ね、よりよいものを作っていくこと、そして発信していくことが私は大好きなんだなと、この仕事を通して改めて感じています。これからもカカオロジーの橋渡し役として正直でまっすぐな気持ちを発信ししながら、たくさんの方に愛されるブランドへと育てていけたらと思います。

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