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2月14日はバレンタインデー。愛するパートナーや家族、気の置けない友人に思いを込めてギフトを贈り合う季節に、CACAOLOGYからは特別なシーズナルフレーバーが登場しました。2月のシーズナルフレーバーは貴重なカカオ豆を贅沢に使った“カカオづくし”の「プルミエール・ベネズエラ」です。
バレンタインシーズンの限定クリュは“幻のカカオ”のフルコース
大切な方と過ごす特別なひとときに、自分へのご褒美に。とっておきの時間をお過ごしいただけるよう、今月はカカオをフルコースで味わえる贅沢なカカオクリュをご用意しました。
カカオロジストが選んだカカオは市場に出回る量が少ないベネズエラ・チュアオ産のカカオ。唯一無二の味わいと希少性から「世界最高峰のカカオ」「幻のカカオ」とも評されています。
カカオロジストは最高の素材に出会ったとき、素材の個性をいかに最大限引き立てるかを考えます。そこで導いた結論は、すべて同じカカオによる「マリアージュ」。クリュをはじめチョコムースとチョコソース、チョコプレート、カカオニブに至るまで、すべてチュアオ産カカオで作りあげました。
バレンタインシーズンにふさわしい、カカオロジストからすべてのチョコレートラバーへの贈り物です。
希少性高いベネズエラ・チュアオ村産のカカオ
カカオロジストがこぞって絶賛するベネズエラ・チュアオ村産のカカオ豆。この村で栽培されるカカオは芳醇な果実味と柑橘のような爽やかな酸味、ふくよかな余韻をあわせ持っています。その独自の味わいと生産量が限られている希少性から「世界最高峰のカカオ」「幻のカカオ」とも言われています。
チュアオ村が位置するのは南米ベネズエラの北部。カリブ海と密林に囲まれた小さな村です。
チュアオ村が特別な理由はその特殊な環境にあります。村へは陸路がなく、カリブ海から船で上陸するか徒歩で48時間かけなければ辿り着くことができません。まさに“秘境”。周囲の村からも隔絶されているためカカオは他の種と交雑せず、独自の個性が育まれてきました。
チュアオ村では、カカオの収穫から発酵、乾燥、選別に至るまですべての工程が手作業で行われます。パティオと呼ばれる教会の広場にカカオ豆を広げて天日干しする作業は400年以上続く村の日常風景です。地元の農家協会の会員になるには「チュアオで生まれ、チュアオにルーツを持つ家計であること」が規則で定められているほど。歴史と伝統ともに受け継がれているカカオなのです。
Bean to Barでカカオの個性を最大限引き出す
貴重なカカオの味わいを存分に楽しんでいただくカカオクリュにするため、カカオロジストはまずカカオ豆からBean to Barのチョコレートを作ることからはじめます。
チョコレートの個性をストレートに感じることができるのはやはり「板チョコ」。Bean to barのチョコレートは市販のチョコレートに比べてカカオニブの含有量を高めているため香りや風味がいっそう際立ちます。このBean to barのチョコレートがカカオクリュを構成する全てのパーツの原材料となるのです。
「プルミエール・ベネズエラ」のトップには、Bean to Barチョコレートそのものをダイレクトに味わえるチョコプレート、そして大粒のカカオニブをトッピングしました。なめらかな口溶けの中にもチュアオ産カカオならではのコクのある甘さが感じられます。
スプーンですくうとチョコレートソースとチョコレートムースの層があらわれます。カカオの産地はどれも同じなのに少しずつ違う印象に感じられるから不思議です。
ふんわりと軽いチョコレートムースにはカカオロジストがお気に入りのディロンラム(AOC最高級ラム酒)を効かせ味に深みを持たせています。チョコプレートとカカオニブの軽やかな食感が加わり、全体のバランスが秀逸なクリュです。
カカオの果肉「カカオパルプ」のフルーティな酸味をプラス
チョコムースとクリュの間にはにはカカオの果肉である「カカオパルプ」を使ったソースをアクセントに加えています。ライチや洋梨に似た風味も感じられる、フルーティーでほんのり甘酸っぱいソースです。
カカオパルプはカカオ豆を包み込んでいる白い果肉の部分。チョコレートの原材料には使われませんが、みずみずしい甘さを活かして最近ではシャーベットやゼリー、スムージーなどに加工されています。
すべての層に世界最高品質の希少なベネズエラ・チュアオ産カカオを使ったチョコづくしの逸品。最初から最後の一口までカカオを堪能できる、チョコレート好きにはたまらない組み立てになりました。
ドリンクとのペアリングを楽しむなら、浅煎り〜中煎りのコーヒーやアッサムティー、軽やかな赤ワインやラム、ブランデーなども合いそうです。
今しか味わうことのできないカカオクリュをぜひご賞味ください。